ベッカライブロートハイムは東京桜新町にある、食べログの評価が高い本格ドイツパンのお店。明石勝彦シェフのお店です。ドイツパン中心のラインナップですが、チョココルネやクリームパンなども美味しいと評判でお値段もお安いのでオススメのパン屋さんです!予約可能なので人気パンは予約しておきたいですね。
[Read more…] about ベッカライブロートハイム桜新町 食べログでも高評価!明石シェフの美味しいドイツパン アクセス案内あり
東京 大阪 神戸の美味しいパン屋さんやパティスリーの感想を写真付きで紹介。レシピも公開中です。
by chico
ベッカライブロートハイムは東京桜新町にある、食べログの評価が高い本格ドイツパンのお店。明石勝彦シェフのお店です。ドイツパン中心のラインナップですが、チョココルネやクリームパンなども美味しいと評判でお値段もお安いのでオススメのパン屋さんです!予約可能なので人気パンは予約しておきたいですね。
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世界一パンの種類が多いと言われているほどパン文化が豊かなドイツ。
ドイツパンといえば、プレッツェル、カイザーゼンメル、ライ麦パンを想像しますが、その他にドイツにはどのような種類のパンがあるのでしょうか。
本場ドイツの味を探るべく、大阪の地下鉄谷町線都島駅から徒歩5分ほどのところにある、日本では数少ないドイツパン専門店「ハーバックストゥーベ (h Backstube)」へ行ってきました。
「ハーバックストゥーベ 」へのアクセスは、地下鉄谷町線都島駅5番出口を出ると、左手に見える「和民」の看板の方向にまっすぐ5分ほど歩いていくと、プレッツェルの絵が描かれた看板がかかっているのでとても分かりやすいです。
日曜日の15時ごろに訪れたのですが、14時ごろに全てのパンが焼きあがるため、お惣菜パン、ライ麦パン、菓子パンともに種類が豊富にそろっていました。
ドイツパンというと、ライ麦パンなど酸味が強くて食べにくいイメージもありますが、「ハーバックストゥーベ」のドイツパンは、小麦粉の配合が高いためライ麦パンの酸味がとてもまろやかで食べやすく、さらにパイナップルやレーズンを入れて食べやすくしたものや、ドイツの有名紅茶ブランド「ロンネフェルト」の紅茶パン、ドイツパン以外にも、あんぱんやカレーパンなど日本人に親しみ深いパンもあり、低価格なのも嬉しいです。
「カイザー ゼンメル」とは、表面に王冠を模して5本の弓形方の線を刻み、その上にケシの実(その他ゴマ、キャラウェイシード)をまぶしつけて焼成する、食事パン。
「カイザー」はドイツ語で「皇帝」を、「ゼンメル」はオーストリアや南ドイツで小型パンを指す語で、シンプルな食事パンとして親しまれています。
「ハーバックストゥーベ」のカイザーゼンメルは、生地にクリームチーズを練りこみ、モッチリと弾力があるけれどもパサ付かず、チーズの塩味と香ばしい香りがしっかりとする美味しいパンです。
生地にクリームチーズが練り込んである、こちらのカイザーゼンメルはあっさりとしたポトフなどの野菜煮込みにもぴったりです。
「ラウメン ブロート」は、雑穀生地にプルーンレーズンを練り込み、表面をシリアルで覆ったライ麦パンです。
ライ麦パンの酸味とプルーンとレーズンの酸味が良く合い、またその甘みがライ麦パンをまろやかなお味にしており、時おりカリッと歯ごたえのある雑穀がアクセントになっています。
しっとりと仕上げられた生地がとても美味しい、食べやすいライ麦パンです。
「Sechskorn Brot ゼクス コルン ブロート」は、小麦粉、ライ麦粉、オートミール、大豆、亜麻仁、ヒマワリの種の6穀(ゼクス コルン)を配合した生地の表面にひまわりの種をまぶしつけ、直径9.5cm 高さ13cmのドーム型に焼き上げたパン。
酸味のあるライ麦生地に、大豆、亜麻仁、ヒマワリの香ばしいカリカリした食感とコクがプラスされており、弾力のあるしっかりとした食感の生地は噛むほどに味わいを増してとても美味です。
端野シェフがブレーメンを訪れた際にに出合った「ブレーマー クラーベン」というイースト使用の醗酵菓子を再現したもので、日本のクラーベンということで「Japaner(ヤパーナ)」と名付けたそうです 。
「Bremer Klaben ブレーマー クラーベン 」とは、ドライフルーツやナッツなどをを混ぜ込んだマジパン入りの生地をイーストで醗酵させて四角く焼き上げる、ドイツ・メルヘン街道の発着地「ブレーメン」の銘菓のひとつ。
端野シェフの「ヤパーナ クラーベン」は、小麦粉に、バター、牛乳、卵、砂糖、塩、マジパン、ベリーペーストを練りこんだ生地に、漬け込んだクランベリー、胡桃 、オレンジピールを加えてシナモンとカルダモンで香り付けをしたもので、 シュトーレンの食感に似ているのですが、シュトーレンよりもバターや砂糖が控えめで、とても軽やかなお菓子です。
ハーバックストゥーベ (h Backstube)
TEL・予約:06-6928-8648
予約:可
住所:大阪府大阪市都島区都島北通1-4-21 ディナスビル 1F
交通手段:地下鉄谷町線都島駅から徒歩5分
営業時間:7:30~19:00
定休日: 木曜日
ホームページ:http://hbackstube.web.fc2.com/
by chico
日本で初めてドイツの伝統菓子「バウムクーヘン」を焼きあげたドイツ人「カール・ユーハイム」に起源をたどる「ユーハイム本町本店」にて、「おとな旅・神戸」企画「絶やさぬ伝統[ユーハイム]バウムクーヘンに浸る」に参加させていただきました。
このイベントでは、ユーハイムのドイツ国家資格を持つマイスターの方と一緒にバウムクーヘンの焼成体験ができるほか、マイスターさんのドイツでの修行経験やバウムクーヘンにまつわる興味深いお話に耳を傾けながら焼きたてのバウムクーヘンの試食やユーハイムのオリジナルバウムクーヘンの食べ比べも体験できるので、2時間たっぷりとバウムクーヘンの世界に浸ることができます。
ユーハイム元町本店前(10:30)→オリエンテーション→マイスターによるユーハイムの歴史とバウムクーヘンのお話→バウムクーヘン焼成体験→4種類のバウムクーヘンの試食→焼き立てバウムクーヘンの試食→お土産を頂いて解散(12:30)〔4,500円(試食・お土産有り)先着20名〕
ドイツ国家資格を持つマイスター・尾下学さんにによる、ユーハイムの歴史やドイツのマイスター制度についてのお話を伺います。
マイスター制度とは、ある分野において自己開業する権利を与えるためのドイツ独自の制度で、その分野での十分な経験の他にも経営論、簿記、社会常識や教育学など自分で店を経営するために必要な知識を試される厳しい試験に合格した者だけに与えられるのが「マイスター資格」です。
本日のマイスター・尾下学さんは、大学の工学部を卒業後にユーハイムに入社され、ドイツ周辺国での語学研修も含め、2年間の修行を経てドイツにてマイスターの資格を取得されたとのことで、ドイツ語での簿記や経営論のお勉強が大変だったようです。
ユーハイムの創設者であるカール・ユーハイム氏は、当初中国の青島で菓子店を経営しており、第一次世界大戦が勃発した際に日本軍によって広島県似島に強制連行されました。
その後、1919年に開催された広島物産陳列館(現在の原爆ドーム)で開かれた似島収容所浮虜製作品展覧会に、バウムクーヘンを出品し、それが日本最初のバウムクーヘンとなります。
カール・ユーハイム氏の焼き上げたバウムクーヘンのあまりの美味しさに会場の人々は驚嘆し、瞬く間に売り切れたそうです。
俘虜解放後、氏は日本で菓子店を開店し、当時「ピラミッドケーキ」と呼ばれたバウムクーヘンは、切り分けて売られており、その後、多くの時代の波にもまれながらも、ユーハイムのバウムクーヘンを心から愛する人々によって、カール・ユーハイム氏の意志は引き継がれ、不要な材料や添加物を用いず、純粋なバター、卵、グラニュー糖、薄力粉を主とする良質な素材のみを使って今日までその美味しさは守り伝えられてきました。
ドイツでは「Der König der Kuchen お菓子の王様」と称えられ、ドイツ菓子組合のシンボルにもなっている特別なお菓子ですが、マイスターの方によると、実際にドイツではバウムクーヘンを知っている人はスイーツ好きの人々のみで、日本のように広く親しまれる存在のお菓子ではないそうです。
日本人がドイツ人よりもバウムクーヘンを好んで食べているということには驚きますが、これもユーハイムさんが日本で美味しいバウムクーヘンを焼いてくださったお陰でしょうか。
現在日本では、食感の非常に軽いものから本格的などっしりとしたバウムクーヘンまで様々なものが見かけられますが、ユーハイムのバウムクーヘンの素晴らしさは、創業当初から変わらない「無添加主義」を貫いているところです。
バウムクーヘンの主な材料は、卵・砂糖・バター・小麦粉であり、ユーハイムでは純粋なバター以外の油脂を使わずに、創始者ユーハイム夫妻の「体のためになるから美味しい」という考え方を守り続けています。
昔ながらのバウムクーヘンの焼き釜のある厨房に入れていただき、バウムクーヘンの焼成体験をさせていただきます。
マイスターの方が予めバウムクーヘン生地を作り、釜の余熱もしてくださっています。
現在は使われていない厨房ですが、使い込まれた古い芯棒などの道具が静かに佇んでいます。
マイスターの方が予め仕込んで置いてくださった生地を使ってバウムクーヘンの焼成体験をします。
バウムクーヘン生地の主材料は、粉類1(小麦とコーンスターチ1:1で配合したもの)・砂糖1・バター1・卵2の割合で作った生地に、バニラビーンズと液糖を加えてより風味を良くしています。
バターは、純粋なバターの中でも最高品質の「特級バター」を使用して作った光沢のある生地の中に、バニラビーンズの黒い点がちらほら見えて、とえも贅沢な美しい生地です。
ユーハイムのバウムクーヘンのしっとりした生地の秘密は、卵白と卵黄を分けてあわ立てる「別立て法」と生地の保水性を高める「上白糖」と「液糖」を加えていることにあるようです。
マイスターの方に手伝っていただきながら、バウムクーヘンを一層ずつ心をこめて焼いていきます。
釜の右側にあるレバーを下に引き、予熱しておいた芯棒を下ろして生地をつけます。
芯棒は自動的にまわるので、全体に生地を均一につけることも難しくありませんが、昔は手動で芯棒をまわしていたそうです。
芯棒の自動回転を停止することにより、それまで遠心力によって芯棒についていた余分な生地を落とします。
上記の一連の作業を繰り返していくと、バウムクーヘンがだんだん大きくなっていきます。
バウムクーヘンの焼成において重要なのは、生地作りとレバーの操作ですが、今回体験させていただいて感じたことは、レバーが想像以上に重みがあり、バウムクーヘンを焼くのは非常に力の要る作業であるとともに、夏などは釜の熱との戦いであるということです。
バウムクーヘンの美しい姿から大変な製造過程を想像することが困難なだけに驚いてしまいましたが、バウムクーヘンは意外とワイルドなスイーツなのかもしれません。
バウムクーヘンの特徴である「山」を作るための長いプレートを使って生地を削り、山を作っていきます。
プレートを生地にある程度強く押し当てたほうが美しい山ができます。
美味しそうな焼き色の、びっくりするほど長いバウムクーヘンが焼きあがりました!
最後まで生地の重みでバウムクーヘンが芯から落ちることもなく、美しく出来上がりました。
マイスターの方が上手に取り出して、バウムクーヘン用の台座に移してくださいます。
焼きたてバウムクーヘンの試食が楽しみです。
スタンダードなバウムクーヘンに加え、「抹茶」「りんご」「黒豆」の4種類のバウムクーヘンをホイップクリームを添えて試食をします。
飲み物は、コーヒーまたは紅茶をお代わり自由で頂くことができます。
「抹茶のバウムクーヘン」は、宇治茶の老舗である丸久小山園の良質な抹茶を使用して、濃厚な抹茶らしい深いお味に仕上げられています。
抹茶を使った洋菓子によく用いられる色素は使わずに、天然素材である抹茶のみを使っているので、自然な深い抹茶色が美しいです。
「アッフェルバウム」は、りんごのコンポートを丸ごと使い、しっとりとした食感のバウムクーヘンに仕上げられていてとても珍しく、おいしいです。
「黒豆のバウムリンデ」は、兵庫県丹波の名産品である「丹波の黒豆」とユーハイムのコラボレーション商品。
ゼリーの部分に透明感があり美しく、黒豆を入れることにより、和テイストのバウムクーヘンになっています。
お抹茶や緑茶ともピッタリです。
可愛らしい小さいナイフですが、切れ味がよく、バウムクーヘンの生地をつぶさずにカットすることができます。
バウムクーヘンは、 マイスターの方にお願いしてカットして頂くこともできますが、自らカットさせて頂くこともできます。
実際に自分でカットしてみると、バウムクーヘンの弾力にナイフが押されて切りにくいですが、マイスターの方はサッとカットしてしまうので不思議です。
バウムクーヘンはとてもたくさんあるので、みんなで頂いても食べきれないほどです。
しっかりした弾力のある生地を一口頬張ると、バターの良い香りがして、とても幸せな気分になります。
バウムクーヘンは、焼成後すぐにいただくよりも冷めてから少し置いた方がしっとりとした食感になるようですが、焼きたてのフワフワ美味しいバウムクーヘンのお味は格別です。
お土産は、神戸本町限定「マイスターの手焼きバウム」でした。さきほどバウムクーヘンを沢山頂いたばかりですが、2山の美味しいバウムクーヘンをまたお家に帰って食べられると思うと嬉しいです♪
ユーハイム 本店
TEL・予約:078-333-6868
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-4-13
交通手段 :JR元町駅より徒歩5分
旧居留地・大丸前駅から132m
営業時間 :
10:00~20:00(売店)
10:00~18:30(2Fティーサロン)
11:00~20:00(B1Fレストランインビス)
定休日: 第3水曜日(祝日の場合は翌日)
ホームページ:http://www.juchheim.co.jp/