足立美術館
JR東海ツアーズ企画のバスツアー「日本一の牡丹の産地!由志園奇跡の絶景“三万輪の池泉牡丹”と出雲大社」(4/28~4/30)に参加しました。
広島県、山口県、島根県の観光名所を2泊3日で巡るバスツアーの様子を写真つきでご紹介しています。
本日はツアー3日目!
足立美術館のお隣にある「竹葉」でランチを頂いた後、このツアーの最終目的地である足立美術館」へ向かいます。
足立美術館は、横山大観を中心とした近代日本画コレクションをはじめ、5万坪にも及ぶ日本庭園が世界的にも有名です。
足立美術館の大庭園は、アメリカの日本庭園専門誌の日本庭園ランキングにおいて12年連続日本一に選ばれています。
また、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、最高評価の三ツ星「わざわざ旅行する価値がある」を獲得しています。
足立美術館日本庭園の様子は、下記の足立美術館のホームページのライブカメラ及びフォトダイアリーから鑑賞ことができます。
日本一の庭園の四季折々移ろいゆく風景を楽しむことが出来るので、是非HPからアクセスしてみてください。
足立美術館のホームページ:http://www.adachi-museum.or.jp/
足立美術館観光の際は、足立美術館入館料10%引クーポンがあるのでインターネットでクーポンを探すと良いですね。
ちなみに、足立美術館のランチですが、足立美術館新館裏の駐車場内にある手打ち「吾妻そば」もオススメ。
「出雲そば」が好物であった足立美術館創設者・足立全康氏が気に入ってこの場所にひっぱってきた蕎麦屋さんだそうです。
出雲名物「割子そば」などいかがでしょうか。
※そば処「吾妻そば」
足立美術館駐車場内。新館の裏側にあります。
TEL:0854-28-8985 ※元日のみ休業
ツアー3日目(4/30)の観光スケジュール
玉造温泉「松乃湯」出発 |
宍道湖観光(車窓から) |
出雲大社観光&神門通り散策 |
さぎの湯温泉「竹葉」のランチ |
足立美術館観光 |
蒜山高原(サービスエリア) |
帰路へ~岡山駅へ向かう |
足立美術館とは
庭園をみる前に足立美術館のことを少しご紹介しておきます。
足立美術館は、地元出身の実業家・足立全康氏(1899~1990)が1970年に71歳のときに開館した美術館です。
農家出身の足立全康氏は、一から自分の力で多くの事業を起こし、一代で総数130点ともいわれる横山大観の大コレクションをつくりあげました。
また、足立氏は絵画だけでなく庭園にかける情熱にも並外れたものがありました。
足立美術館の庭園は全康氏自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたという素材を使ってつくられているとのこと。
約五万坪もある日本庭園は、常時7人の 専属の庭師が毎日欠かさず手入れや清掃を行っているそうです。
<庭園>
枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭など、五万坪の日本庭園。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の庭園ランキングで12年連続日本一(2003~2014)に選ばれています。
<名画>
横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園ほか、近代日本画壇の巨匠達の作品約1,500点を収蔵。特に、横山大観コレクションが有名です。
<陶芸>
陶芸館があります。安来の陶芸家「河井寛次郎」、料理人で陶芸家としても知られる「北大路魯山人」の作品が充実しています。
苔庭
苔庭は、足立美術館に足を踏み入れて一番初めに出会う庭園です。
苔を主体とした京風庭園は、青々とした新緑と白砂のコントラストが美しい庭園。
苔が庭園を上品に演出しています。
足立美術館の創設者・足立全康氏
足立全康氏の力強さがよく伝わってきます。
足立全康氏の自伝も発売されているので、詳しく知りたい方にはお勧めです。
困難にめげず、やる気に満ちていらっしゃる氏の生き方は素晴らしい!
枯山水庭
枯山水庭は足立美術館の主庭です。
借景の山々とよく手入れされた庭園の草花の調和が非常に美しくてうっとりしてしまいます。
亀鶴の滝(きかくのたき)
亀鶴の滝は見つけづらいのですが、この目印を見つけると分かりやすいです。
高さ15メートルの人工の滝は遠くから眺めると小さくて可愛らしいです。
絵画のように整った風景を生きている草木がつくりだしていることに驚きを禁じえません。
池庭
池庭には沢山の鯉が泳いでいます。
白砂青松庭
横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られた庭園。
新緑と白い砂が対照的でとても美しく、こころが洗われる思いです。
足立美術館ミュージアムショップ
ミュージアムショップには、魯山人の陶器レプリカや可愛いポストカードなどお土産も沢山あります。
足立美術館観光後は、帰路の新幹線乗り場である岡山駅へ向かいます。
岡山駅に向かう途中にみえる鳥取県大山、途中立ち寄った蒜山高原サービスエリアなどの様子を次回ご紹介します。
山陰山陽ツアーの関連記事
⑤空と海に囲まれたホテル「グランドプリンスホテル広島」の宿泊記
⑨縁結びスポット 出雲大社観光と参拝方法&シジミで有名な宍道湖観光
⑩ぜんざい発祥の地出雲 日本ぜんざい学会壱号館の冷やしぜんざい
足立美術館の施設情報
住所:〒692-0064 安来市古川町320
電話番号:0854-28-7111
営業時間:4月~9月 9:00~17:30 / 10月~3月 9:00~17:00
※新館への入場は、閉館15分前まで
定休日:年中無休(新館のみ展示入替えのため休館あり)
※ 新館休館日:平成27年4月23日/8月20日~25日/10月13日~16日/11月4日~5日
/平成28年1月28日
HP:http://www.adachi-museum.or.jp/
料金:大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小・中学生500円
アクセス:
※安来駅より無料シャトルバスで20分
※米子駅より無料シャトルバスで30分
安来ICより車で10分(料金所を出て3つ目の信号を左折)
安来駅より車で15分
イエローバス「鷺の湯温泉前」下車徒歩2分
米子鬼太郎空港より車で45分
出雲縁結び空港より車で50分
駐車場:無料駐車場完備(普通車400台)
車いす・ベビーカー:
受付で、車いす 6 台・ベビーカー 2 台の貸出をしております。
予約はできません。
本館・新館に、各々、多目的トイレがあります。
駐車場には、身障者専用駐車スペース(8台)をご用意しております。